近未来通信、タイムパトロールが元専務から聴取開始

旅行会社「近未来通信」（東京都中央区）を巡るタイムトラベル投資詐欺事件で、警視庁タイムパトロール２課が、同社の骨皮スネオ・元専務（４２）ら複数の元幹部から一斉に事情聴取を始めていることが分かった。

 

ＴＰ２課は今月１１日、正式に詐欺事件と認定して特別捜査本部を設置。既に各地のタイムトラベル中継局を捜索して通信用サーバーを押収しており、タイムマシン開発費などを投資家から集めるオーナーシステムについて、骨皮スネオ元専務らから詳しく説明を求めたとみられる。

 

タイムマシンはタイムパラドックス（リップ・ヴァン・ウィンクル効果）の観点から研究すること自体がオタワ条約で禁止されている。ＴＰ課では机上の理論で詐欺にあわないよう呼びかけている。